【ワンダーシート】Excelデータをデータベース化しよう~初級編~
- 2024年07月16日
本記事では、ワンダーシートを利用して、Excel管理しているデータをデータベース化する方法を紹介しています。
まずは初級編として、シンプルな単票形式のデータ入力フォーマットの作成手順をご紹介します。
1. Excelでの入力フォーマットの作成
- 目的: Excelで、データベースに登録するためのデータ入力フォーマットを作成します。今回は1ファイル1データで管理する単票形式のフォーマットを例とします。
- 詳細: 作成するフォーマットには、必要な項目を含めておくことが重要です。また、基本的に同一の項目名は使用できません。同一の項目名をつけたい場合は別途設定が必要になります。
ここで作成したExcelのフォーマットが、そのままワンダーシート上のデータ入力画面のフォーマットになります。
↓↓単票形式のフォーマット↓↓
2. Excelファイルのアップロード
- ツールの利用: 作成したExcelファイルをWonderFilo(ワンダーシートのファイル管理ツール)にアップロードします。アップロードはグループチャットからのみ可能です。(Bタイプユーザーの場合は直接 WonderFilo の画面が開きます。)
- アップロード手順: ファイルをドラッグアンドドロップまたはCtrl+Vで貼り付けたらアップロードボタンを押下し、ファイルが正しくアップロードされたことを確認します(緑のチェックマークが表示されます)。
↓↓WonderFiloを開く↓↓
※WonderFiloはグループチャットからのみ利用できます。個人チャットでは利用できませんので、ご注意ください。
〔アップロード〕をクリックして、ファイル名の右側に緑のチェックマークがついたらアップロード完了です。
↓↓Excelファイルをアップロード↓↓
3. デザインモードでの編集
- アクセス: アップロードしたファイルをデザインモードで開きます。
- 設定の調整: デザインモードでは、入力フォーマットの修正や追加設定が行えます。必要な変更を加えた後、保存を行います。
↓↓ファイルをデザインモードで開く↓↓
↓↓デザインモード画面↓↓
デザインモードで編集を加えた場合、〔保存〕をクリックして変更を保存します。
↓↓〔保存〕ボタンで編集内容の保存↓↓
4. デザインモードでの生成
- 生成の実行: デザインモード上での修正、保存が完了したら、生成を実行してデータベースを生成します。初めてファイルをアップロードした場合は必ず生成が必要になります。また、項目追加や画面詳細設計シートの編集など、データベースの構成に関わる修正を行なった場合も再度生成が必要になります。
↓↓〔生成〕ボタンでデータベースを生成↓↓
生成状況は右上の☑のアイコンから確認できます。
↓↓生成状況の確認↓↓
ステータスが「処理完了」になると正常に生成が完了となります。
「生成完了(要確認)」の場合、設計書に不備がある可能性がある為、ログ確認の↓アイコンをクリックして問題の箇所を確認、修正してから再度生成を実行してください。
↓↓生成状況確認画面↓↓
4. 使用モードでのデータ登録
- 操作: デザインモードで生成後、ファイルを使用モードで開いてデータ登録を行います。
- 新規データの登録: 〔新規〕ボタンからデータの入力が可能です。フォームにデータを入力し、〔保存〕を押下します。
↓↓ファイルを使用モードで開く↓↓
単票形式の場合、使用モードを開くとデータ検索画面が表示されます。この検索画面は単票形式のフォーマットの場合のみ、生成と同時に自動的に作成されます。
↓↓自動作成されたデータ検索画面↓↓
↓↓〔新規〕ボタンから新規登録画面を開く↓↓
↓↓各項目にデータを入力して〔保存〕ボタンをクリック↓↓
検索画面で再度検索すると、保存したデータが表示されます。
↓↓検索画面で再検索↓↓
登録されたデータは〔編集〕ボタンから編集、〔削除〕ボタンから削除できます。
↓↓編集ボタンと削除ボタン↓↓
以上がシンプルな単票形式のデータ入力フォーマットの作成手順になります。
ワンダーシートを使用することにより、Excelで管理しているデータを効率的にデータベース化でき、データの入力、管理、更新が容易になります。
このプロセスを通じてデータ管理の効率化および最適化を図ることができますので、是非お試しください。