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【ワンダーロボ】関数設計のサーバー側処理~データ削除処理(DELETE)~

本記事は、関数設計のサーバー側処理のデータ削除処理(DELETE)について説明を行います。 前提として関数設計のデータベース操作基本設定方法を理解しているものとします。左記理解している方は本記事メイン説明となる【条件付きデータ削除について】【無条件削除について】【リンク削除について】【Where条件について】からご確認ください。     目次 ⑴関数設計のサーバー側処理データベースのデータ操作基本設定について ⑵【条件付きデータ削除について】 ⑶【無条件削除について】 ⑷【ループ処理削除について】 ⑸【Where条件について】       ⑴関数設計のサーバー側処理データベースのデータ操作基本設定について   前提として関数設計としてデータ操作を行う場合は、サーバー側処理にのみ使用可能となります。 記述方法の基本として、キーワード「データ操作」「:」を使用して、キーワードとデータ操作の内容を区切ります。   データ操作のタイプと設計時の注意点として 1.新規データを追加する場合、データ操作内容に[新規][追加][登録]などのキーワードが必要です。 2.データを変更する場合は、データ操作内容に[更新] などのキーワードが必要です。 3.データを削除する場合、データ操作内容に[削除]のキーワードが必要です。 4.データ操作終了後、「。」が必要です。 以上の基本設定に注意して、各種特別な処理や設計をしてください。   ※下記からの記述例にある赤太文字部分はデータ追加処理における固定記述部分のイメージとなります。 条件などは不要であれば記述しなくても問題はありません(SQL作成上で問題がなければですが)   ⑵【条件付きデータ削除について】   記述例: 「項目処理」 「作業報告書明細データ」ボタンをクリックすると、以下の処理を行う。 1.データ操作 1:テーブル「明細データ」の項目「明細区分」“5”のデータを削除する。 2.「データ削除が完了しました。」メッセージを表示する。 処理終了。     説明: 条件付きのDELETE処理を行います。 「明細データ」がテーブル名、「明細区分」がフィールド名、”5″が固定値で条件のパラメータ部分にあたります。     ⑶【無条件削除について】   記述例: 「項目処理」 「実行」ボタンをクリックすると、以下の処理を行う。 1.データ操作 1:テーブル「T_AA」のデータを削除する。 処理終了。   説明: 条件無しのDELETE処理を行います。     ⑷【ループ処理削除について】   記述例: 「項目処理」 1.データ操作 1:テーブル「T_AA」の項目「A1」を取得、条件は「A1」「国 ID」(ループ開始)。 2.データ操作 2:テーブル「T_BB」の項目「B1」<A1>と一致するデータを削除する。 検索結果ループ終了。   説明: 1の検索処理を行う際に、条件にあたるレコードを処理する際に、該当レコードが存在する限りループ処理を行います。 1のループ処理が完了したら、2の削除処理も完了します。 ※「(ループ開始)。検索結果ループ終了。」は入力必須です。 1の検索処理の「A1」はフィールド名を指定し、「国ID」は画面項目値を指定しています。 2の削除処理の「B1」はフィールド名を指定し、<A1>は1の検索処理で取得した「A1」の戻り値を指定しています。   ⑸【Where条件について】   ④Where条件: 項目に対して、データ型変換処理ができる。 ⇒データ型:文字列、整数、double、日付   記述例: 「項目処理」 「削除」ボタンをクリックすると、以下の処理を行う。 1.データ操作 1:テーブル「M_社員」の項目「{文字列}退職フラグ」が”3″と一致するデータを削除する。 処理終了。     説明: データ型:「{データ型}項目」の形で記述すると、項目のデータ型が指定したデータ型に変換できる。   上記の例の場合、整数「退職フラグ」と、文字列“3”を比べている為、データ型を揃える必要がある。 「{文字列}退職フラグ」で整数型から文字列型に変換し、文字列“3”と形式を一致させ比べている。