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※ ワンダーロボ設計書および関連する自動開発手法について、すべての著作権はワンダフルフライ株式会社に帰属します。

【SaaSForce】ログ確認について~障害発生時の原因解明に活用しましょう~

はじめに

開発した画面や機能を使用する中で、障害が発生した際にログを確認するかと思います。

SaaSForceでは、ログ確認が画面上やログファイルから確認ができるので、開発の品質向上やテスト時に活用して下さい!

 

STEP1.画面上でのログ表示

SaaSForceでは、画面動作を行いつつリアルタイムの処理状況のログを確認することができます。

画面右上のメニューをクリックし、〔ログ表示〕ボタンをクリック。

 

 

ログ表示画面が表示されます。ログ表示を開始は〔ログ表示〕ボタンをクリック!

 

 

画面操作を行いながら、リアルタイムでログ確認が行えます。

 

 

システムエラーが発生時には、エラー関連部分の表示が赤色で表示されます。

 

 

 

※ポイント!
SaaSForceのエラー監視メッセージとして「Exception」が表示され、後にエラー原因が記述されます。

 

STEP2.ログファイル出力

STEP1では画面上からログ内容を確認しましたが、ログ内容を他の人に共有をする時などはログファイルを活用するのが良いでしょう。

ログファイルの出力は簡単です!

 

≪利用者画面の場合≫

STEP1と同様に右上のメニューをクリックし、〔ログファイル出力〕ボタンをクリックすればログファイルが出力されます。

非常にシンプルですね!

 

≪開発者画面の場合≫

開発者画面の場合は、利用者画面と同様の出力方法ともう一つの方法があります。

 

SaaSForceの「システム」→「開発設定」画面→「開発・保守」タブを開きます。

「デバッグログ出力」から、取得したいログファイルの「環境」と「ユーザー指定」を選択します。

選択後は〔出力〕ボタンをクリックすれば、ログファイルが出力されます!

 

 

出力されたログファイル例

 

 

 

STEP3.監査情報出力

監査情報として、対象の環境で使用されたSQL文のログ(使用履歴のようなイメージです)出力方法について説明します。

 

①SaaSForce開発画面の画面左リンクメニューの「システム」>「システム設定」>「監査」タブをクリック

 

 

②対象の環境、ユーザーID、監査情報タイプ、出力期間指定を任意で選択し〔出力〕ボタンクリックしたら監査情報のファイルが出力されます。

 

 

③ファイルを開くと出力時に指定した条件下で使用されたSQL情報が下図のように表示されます。

監査情報の確認方法が以上となります。

 

 

※ポイント!

・監査情報を出力する際は、出来るだけ条件を絞って出力されることをオススメします。出力情報が多すぎると

SaaSForce自体のパフォーマンスが一時的に悪くなったりと弊害が発生する可能性がありますので!

・監査情報タイプの選択としては

1.「標準検査画面検索機能」:SaaSForceの標準機能で作成した検索画面上で使用された検索SQLのみ出力

2.「標準検査画面検索機能以外全部(更新/新規/削除/検索を含む)」:1.以外で使用されたSQLのみ出力

という形で選択を分けることができます。

 

 

 

おわりに

以上が、SaaSForce画面上からのログ確認やログファイル取得及び、監査情報出力の手順となります。

もちろん画面上以外でサーバー上でのログファイル管理も行いますが、ひとまずの開発やテスト時に発生するバグ解析に

役立てるものですので、是非ご活用ください!

 

それでは、また👋