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※ ワンダーロボ設計書および関連する自動開発手法について、すべての著作権はワンダフルフライ株式会社に帰属します。

SaaSForceでは簡単にリリースと環境構築ができる!

はじめに

利用者画面からも、データインポートやエクスポートできる機能がSaaSForceでは開発可能です。
本記事では、SaaSForce画面項目機能であるインポート・エクスポート機能の作成手順について説明をします。
また、インポート・エクスポートの作成方法は「区切り記号付き」形式で説明しています。他のファイル形式での開発方法は別記事を参照ください。

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STEP1.インポート

開発対象の画面デザインを開き、画面項目定義で「26.インポートボタン」を選択し〔保存〕ボタンをクリック。

〔⊕〕ボタンをクリックし、環境設定情報を入力し、〔変更〕ボタンをクリックします。

保存完了までいけたら、構築完了です!
構築完了後は「移送元」「移送先」のドロップダウンリストに表示されます。

※ポイント!

  • 最大ユーザーの設定は、構築している全環境を合わせて最大登録数の上限までしか登録できません。(ユーザー数が無制限であれば関係ないです。)

STEP2.構築した環境にリリース

STEP1で構築した環境に向けてのリリース方法を説明します。
例えば開発環境の資材を、別の環境にリリースして確認したい場合などに活用できます。

移送元にリリース資材となる環境を選択し、移送先にリリース先となる環境を選択します。
★二回目以降のリリースの場合は、それぞれのバージョンを比較してリリースの要不要を判断したり、
最終処理結果では、移送先のリリース状況が確認できます。

移送元と移送先環境の差異を自動比較しますので、完了になるまでお待ちください。

完了後は画面下部に差異分析結果の詳細が表示され、この差異部分からリリース対象を選択します。
差異部分を全量リリースする場合は〔全件対象〕ボタンを選択すれば、全量選択されます。
リリース対象を差異分析結果の中から部分的に選択する場合は、対象の「移送」列に個別チェックをします。

※ポイント!

二回目以降のリリースでは不要な資材をリリースしてしまうとデグレや環境間で違うバグなどの発生をまねく事があるので、
リリース資材は選別することをオススメします!

また〔detail〕リンクをクリックすると、差異内容の詳細を確認できますので
各機能・画面項目・プログラムのコンペアを簡単に確認することができます。

リリース対象を選択完了したら〔3: リリース〕ボタンをクリックして、完了になるまで待ちましょう。
※画像は全量選択してリリースを行っています。

リリースが完了したら、再度移送環境設定タブで移送元と移送先を選択してみるとリリースが成功していることが確認できますね!

以上が、SaaSForceでの基本的な環境構築とリリース方法となります!

STEP3.リリース先環境にデータ移送

STEP2まで完了したら環境構築と環境内リリースは完了しています。
このステップではリリース元環境データをリリース先環境にデータ移送する方法を説明します。
必須で行う作業ではないので、要件やテスト計画などの用途によって活用してみてください!

①データ移送元と移送先の環境を選択し、「データ移送」タブをクリックし〔1:テーブル取得〕をクリックします。

②移送する対象テーブルと、移送元と移送先のDB登録情報を一覧できます。移送する対象のテーブルを
選択しましょう。全選択の際は「移送」横をチェック!個別の場合はテーブル毎にチェックを!
選択後は〔2:テーブルデータ移送〕ボタンをクリックします。

※ポイント!

移送先環境に既にデータ登録がされてある場合、「テーブルのデータを削除して…」にチェックを行い移送前に
データ削除を行うことが出来ます。レコード全件データ書き換えをしたい時などは活用してください!

③問題なくデータ移送が完了したら、完了メッセージが表示されて終了です!

完了後に、再度データ移送画面で確認してみると…
移送元環境と移送先環境の移送対象のテーブルレコード件数が一致していますね!👏完璧です!👏

おわりに

いかがだったでしょうか。
SaaSForceを使用しての環境構築もリリースもデータ移送も、非常に簡単なものだったのではないでしょうか。
ここでは同じサーバー内の環境構築とリリース方法を述べています。
別のサーバーへのリリース方法などはまた別の機会で説明しましょう!
それではまた👋