【SaaSForce】ログ確認について~障害発生時の原因解明に活用しましょう~
- 2025年01月27日
はじめに
開発した画面や機能を使用する中で、障害が発生した際にログを確認するかと思います。
SaaSForceでは、ログ確認が画面上やログファイルから確認ができるので、開発の品質向上やテスト時に活用して下さい!
SaaSForceでは開発した資材を別サーバーにリリース及び、
別サーバーで開発した資材の取込を簡単なステップで行う事ができます。
本記事ではその方法について説明していますが、同じサーバー内でのリリースについては下記の記事を参照ください!
STEP1.リリース資材のエクスポート(資材全量をリリースする場合)
対象の資材をリリースする手順として、まず資材をZipファイル形式でエクスポートする必要があります。
SaaSForceの「環境管理」→「サーバー間移送」画面→「リリースファイルエクスポート」タブを開きます。
リリース対象となる環境を選択し、資材全量をリリースする場合は〔全システム情報〕を選択します。
【選択後】
〔ファイルエクスポート〕ボタンをクリックすると、ファイルがエクスポートされて完了です!簡単で早いですね!
※ポイント!
- ・リリースファイルにはパスワードを設定して管理することもできます。
その際は「ファイルパスワード」にパスワードを入力するだけ!簡易手順でセキュリティ管理ができますね。 - ・Zipファイルには環境IDやエクスポート時の日時が記載されていますので、そのままファイルを保管することで
システムのバックアップとして活用できます。
STEP2.リリース資材のエクスポート(資材を個別機能に選別してリリースする場合)
STEP1での手順と似ていますが、資材全量ではなく画面機能のみ!テーブル機能のみ!など資材を選別してリリースを行う事も可能です。
「サーバー間移送」画面を開いて〔個別機能選択〕ボタンをクリックして、リリースする機能を選択します。
≪利用者画面の場合≫
STEP1と同様に右上のメニューをクリックし、〔ログファイル出力〕ボタンをクリックすればログファイルが出力されます。非常にシンプルですね!
≪開発者画面の場合≫
開発者画面の場合は、利用者画面と同様の出力方法ともう一つの方法があります。
SaaSForceの「システム」→「開発設定」画面→「開発・保守」タブを開きます。
「デバッグログ出力」から、取得したいログファイルの「環境」と「ユーザー指定」を選択します。
選択後は〔出力〕ボタンをクリックすれば、ログファイルが出力されます!
リリース対象機能の指定が完了したら、〔確定〕ボタンをクリック。
これでエクスポート準備は完了ですので、STEP1と同様に〔ファイルエクスポート〕ボタンをクリックすればファイルエクスポートは完了です!
※ポイント!
- 同内容のリリース内容を毎回設定するのは面倒だし漏れがあると怖い!
そんな時は、エクスポートパターン作成を活用しましょう!
STEP3.データ編集やバックアップは簡単に!
MySQLの外部ツールやSQL文を使用せずともSaaSForceでは、データ管理を簡単にできます。
データのバックアップ管理については、STEP1でエクスポートしたZipファイルを保管するだけで
バックアップとして活用できますし、Zipファイルにはエクスポート時のタイムスタンプが押されるので
いつのデータかも一目で確認できますね!
データの追加・更新・削除も、データ管理しているファイルに直接編集を行えばOK!
編集をしたファイルをSTEP2の手順でSaaSForceにインポートすれば、DB編集も完了です。
おわりに
いかがだったでしょうか。
別サーバーへのリリース作業もSaaSForce上では簡潔にかつ安全に行う事ができます。
リリース作業を簡素化して、工数削減!