【SaaSForce画面項目機能】参照項目機能を開発してみよう!
- 2025年01月27日
はじめに
本記事では、SaaSForceの画面項目機能である「参照項目」の開発方法について説明をします。
類似機能で自動文字参照機能がありますので開発仕様によってそれぞれ活用ください!
【自動文字参照機能の記事】
【画面項目機能の開発基本設定】
STEP1.参照対象となる項目を作成
まずは、参照項目機能の参照元となる画面項目を作成します。(参照元となる項目を決めておくこと)
※ポイント!
- ・参照対象として設定可能な画面項目は
- ドロップダウンリスト
- ラジオボタン
- テキストボックス
- テキストエリア
- カレンダー
- 時間
- 以上となります。
STEP2.参照項目機能を作成
STEP1を参照として表示する参照項目を作成します。
項目追加から「13.参照項目」を選択し、「コントロール項目」=参照元となる項目・「表示参照情報」=表示参照の対象となるテーブル・「表示参照項目」=参照項目を設定し、その他の設定も完了したら〔保存〕ボタンをクリック。
保存が完了したら、下図のように参照元となる項目と参照項目が作成されていることを確認しましょう!
ここまでで開発設定は完了です!ユーザー画面で確認してみると、、、
参照元項目の「店舗ID」に値を入力したら
正しい値が参照項目にセットされましたね!👏
※ポイント!
- ・WHERE句内に「フィールド = ?」の記述で、デフォルト値設定や画面項目値を取得することができます。
- 印刷機能開発などに活用することができます。
印刷機能の印刷定義時に設定
上記のように関数を利用する場合や、帳票印刷機能などに使用する場合は、ダイナミックビューでの設定が必要となります!
【印刷機能参照記事】
STEP3.その他のビュー機能
STEP1,2で作成したビュー機能の補足情報となります。
①ビューラベル編集
作成したビューのラベル表示やデータ型の設定を行えます。
ビュー画面の〔項目名定義〕ボタンをクリック、ビュー項目のラベルIDとデータ型を変更することができます。
編集を行って〔保存〕ボタンをクリック
画面項目機能を作成時に対象のビューを設定する時に、設定していたラベルIDで表示されます!
②DBの値を確認
ビュー画面では作成したビューや、定義されているテーブルのDB値を確認することができます。
「SQL構文」内に対象のSQLを入力し〔結果表示〕ボタンをクリック。下部に結果が表示されます。
※ビュー画面ではSELECT文でデータ検索のみ行えますので、データ編集は不可となります。
また画面右側のドロップダウンリストから対象テーブルを選択し、〔全項目Query作成〕(テーブル上の全フィールド対象)
もしくは〔指定項目Query作成〕(表示されたフィールドから対象をクリックして部分的に指定)ボタンをクリックし、
SQL構文内にSQLが表示されたら〔結果表示〕ボタンをクリック。
以上がビュー機能の作成方法及び、活用方法となります!
おわりに
いかがだったでしょうか。
STEP2のコントロール項目から表示参照項目までの設定が大事なので正しく設定を行いましょう!
では、また👋