📘 2つの設定ポイント

• 1.初期値

  たとえば製品在庫管理システムで新たに入庫作業の記録を作成する場合、初期設定として以下が自動的に入力されます。現在ログインしている担当者のIDが「更新ユーザID」として設定され、作成日付にはシステムの日付が自動で入力されます。さらに、データ作成時のユーザーIDを「作成ユーザID」として記録し、状況区分には初期値「0」が割り当てられ、未確認の状態であることが示されます。これにより、担当者の記録ミスや手間が省け、作成日時も統一されます。

• 2.日付形式

  たとえば勤務管理システムや会計システムなどで、各種レコード作成時に「日付」項目へシステムの日付や時刻を自動的に入力する設定が活用されます。例えば、社員の出勤記録をする場合に「日付」にはシステムの日付（「yyyy/MM/dd」）が、経費報告書を作成する際には「日付」にはシステムの年月（「yyyy/MM」）が設定されることで、手入力を省略しつつ記録の正確さを保つことができます。これにより、データ入力時の手間が軽減され、記録の一貫性と正確性が確保されます。

⚙️ 設定方法

• 1. 初期値

  ➣設定例：

  画面設計

  

  詳細設計：初期値設定

  

  ➣結果：

  設定した初期値が画面上に表示されました！

  

  これらの初期値は、システム日付、システム時間、ログインID、または固定値として設定できるため、新しいデータを作成する際に自動的に適用されます。「ここはちゃんと書いてね！」というルールで、必要な情報をもれなく集めます。

• 2.日付形式

  ➣設定例：

  画面設計

  

  詳細設計：各日付、時間項目の設定

  

  ➣結果：

  ボタンイベントを通して、値が画面上に表示されました！

  

  

  

  形式指定が必須で、以下の形式が指定可能です：yyyy、MM、yyyy/MM、yyyy-MM、yyyy/MM/dd、yyyy-MM-dd、yyyy/MM/dd HH:mm:ss、yyyy-MM-dd HH:mm:ss、HH:mm:ss、HH:mm、HH、mm。

🔍 まとめ

これで、初期値と日付の設定により、入力や更新のプロセスが大幅に簡略化され、特にシステムが自動でデータを入力する際に役立ちます。初期値には、ログインユーザIDやシステムの現在の日付や時間、固定値などを含めることができます。日付と時間の形式は、年、年月、具体的な日付、秒単位までのタイムスタンプなど、用途に応じて指定可能であり、様々なシーンでの使用や表示に便利です！