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【モバイル】データ操作の効率化:ストレージの活用法

ストレージ設定の基本と実装方法

なぜこの設定が必要?

ストレージ(セッションストレージやローカルストレージなど)を使用することで、アプリケーション内で一時的に保存する必要があるデータを保持し、ページ間でデータを共有したり、アプリケーションの再読み込み後にもデータを引き続き利用することができます。
これにより、ユーザーの操作データがページ遷移やアプリ再起動時にも保持され、ユーザーエクスペリエンスが向上します。

📘 4つの設定ポイント

  • 1.画面項目をセッションストレージに設定する

    たとえば、ユーザーが「設定」ボタンをクリックした際に、ユーザーIDをストレージ.USERIDに保存します。これにより、他のページからでもこのID情報を取得することが可能になります。

  • 2.ストレージを画面項目に設定する

    他のページや操作で、ストレージ.USERIDを読み込むことで、「ユーザーID」フィールドに設定し、正確なユーザー情報を表示させることができます。

  • 3.初期値設定にストレージのデータを使用する

    ページの初期化時に、「作成ユーザ氏名」をストレージ.UserNMから取得することで、ユーザーは繰り返し情報を入力する必要がなく、データの一貫性が保たれます。

  • 4.データ操作にストレージのデータを使用する

    データ処理の際にストレージに保存されているデータを直接呼び出し、データベースに書き込むことが可能です。例えば、ストレージ.USERIDに保存されたユーザーIDをT_ユーザーテーブルに登録することで、重複入力やデータ転送の手間を減らします。

⚙️ 設定方法

    • 1. 画面項目をセッションストレージに設定する➣設定例:

      ①”ストレージ.”は固定での記述となります。

      ②”ストレージ.”の後は英単語のみ使用してください。

 

    • 2. ストレージを画面項目に設定する➣設定例:

      ①”ストレージ.”は固定での記述となります。

      ②”ストレージ.”の後は英単語のみ使用してください。

      ③「ストレージ」の値を設定後のみ、他の項目に設定できます。それ以外は設定不可です。

 

    • 3. 初期値設定にストレージのデータを使用する➣設定例:

      ①初期値設定時、「ストレージ」の前後の括弧は不要です。

 

  • 4. データ操作にストレージのデータを使用する➣設定例:

    データ操作において、検索処理ではストレージを利用できません。それ以外の登録、更新、削除処理では利用可能です。

🔍 まとめ

このようにストレージを利用することで、アプリケーション内のデータの一貫性や操作の利便性を維持することができます。