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※ ワンダーロボ設計書および関連する自動開発手法について、すべての著作権はワンダフルフライ株式会社に帰属します。

【SaaSForce】SQLにおける内部結合と左外部結合を使い分けよう

本記事では、SQLで使用する結合方法の二つの使い分けについて説明します。

 

それぞれのSQLは以下の通りです。

内部結合:「inner join 結合するテーブルやビューのID on 結合条件」

左外部結合:「left join結合するテーブルやビューのID on 結合条件」

 

1.それぞれの特性について

内部結合:

・結合条件が真の場合のみ結果を返します

結合条件を満たす両方のテーブルの行を返します

 

左外部結合:

・結合条件が偽の場合はNULLを返します

左側のテーブル(左テーブル)のすべての行と、結合条件を満たす右側のテーブル(右テーブル)の対応する行を返します

 

2.具体例

内部結合:

SQL

結果

空白の値が存在していません。結合条件を満たす行のみが返されていることがわかります。

 

左外部結合:

SQL

結果

空白の値が存在しています。結合条件には当てはまっていない場合はNULLが返されていることがわかります。

 

3.まとめ

結合条件が当てはまらない場合のNULLの表示が問題となる場合は内部結合を行います。

結合条件が当てはまらない場合のNULLを表示しても問題ない場合は左外部結合を行います。