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※ ワンダーロボ設計書および関連する自動開発手法について、すべての著作権はワンダフルフライ株式会社に帰属します。

【SaaSForce】ログ確認について~障害発生時の原因解明に活用しましょう~

はじめに

開発した画面や機能を使用する中で、障害が発生した際にログを確認するかと思います。
SaaSForceでは、ログ確認が画面上やログファイルから確認ができるので、開発の品質向上やテスト時に活用して下さい!

SaaSForceでは開発した資材を別サーバーにリリース及び、
別サーバーで開発した資材の取込を簡単なステップで行う事ができます。
本記事ではその方法について説明していますが、同じサーバー内でのリリースについては下記の記事を参照ください!

STEP1.リリース資材のエクスポート(資材全量をリリースする場合)

対象の資材をリリースする手順として、まず資材をZipファイル形式でエクスポートする必要があります。

SaaSForceの「環境管理」→「サーバー間移送」画面→「リリースファイルエクスポート」タブを開きます。
リリース対象となる環境を選択し、資材全量をリリースする場合は〔全システム情報〕を選択します。

【選択後】

〔ファイルエクスポート〕ボタンをクリックすると、ファイルがエクスポートされて完了です!簡単で早いですね!

※ポイント!

  • ・リリースファイルにはパスワードを設定して管理することもできます。
    その際は「ファイルパスワード」にパスワードを入力するだけ!簡易手順でセキュリティ管理ができますね。
  • ・Zipファイルには環境IDやエクスポート時の日時が記載されていますので、そのままファイルを保管することで
    システムのバックアップとして活用できます。

STEP2.リリース資材のエクスポート(資材を個別機能に選別してリリースする場合)

STEP1での手順と似ていますが、資材全量ではなく画面機能のみ!テーブル機能のみ!など資材を選別してリリースを行う事も可能です。

「サーバー間移送」画面を開いて〔個別機能選択〕ボタンをクリックして、リリースする機能を選択します。

≪利用者画面の場合≫

STEP1と同様に右上のメニューをクリックし、〔ログファイル出力〕ボタンをクリックすればログファイルが出力されます。非常にシンプルですね!

≪開発者画面の場合≫

開発者画面の場合は、利用者画面と同様の出力方法ともう一つの方法があります。

SaaSForceの「システム」→「開発設定」画面→「開発・保守」タブを開きます。
「デバッグログ出力」から、取得したいログファイルの「環境」と「ユーザー指定」を選択します。
選択後は〔出力〕ボタンをクリックすれば、ログファイルが出力されます!

リリース対象機能の指定が完了したら、〔確定〕ボタンをクリック。
これでエクスポート準備は完了ですので、STEP1と同様に〔ファイルエクスポート〕ボタンをクリックすればファイルエクスポートは完了です!

※ポイント!

  • 同内容のリリース内容を毎回設定するのは面倒だし漏れがあると怖い!
    そんな時は、エクスポートパターン作成を活用しましょう!

STEP3.データ編集やバックアップは簡単に!

MySQLの外部ツールやSQL文を使用せずともSaaSForceでは、データ管理を簡単にできます。

データのバックアップ管理については、STEP1でエクスポートしたZipファイルを保管するだけで
バックアップとして活用できますし、Zipファイルにはエクスポート時のタイムスタンプが押されるので
いつのデータかも一目で確認できますね!

データの追加・更新・削除も、データ管理しているファイルに直接編集を行えばOK!
編集をしたファイルをSTEP2の手順でSaaSForceにインポートすれば、DB編集も完了です。

おわりに

いかがだったでしょうか。
別サーバーへのリリース作業もSaaSForce上では簡潔にかつ安全に行う事ができます。
リリース作業を簡素化して、工数削減!