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※ ワンダーロボ設計書および関連する自動開発手法について、すべての著作権はワンダフルフライ株式会社に帰属します。

SaaSForceでのビュー作成を作成しよう!

はじめに
本記事では、SaaSForceでのビューとダイナミックビュー作成について説明します。

操作の前提としてデータベースの基本的な概念を理解しているものとします。

 

STEP1.ビューを作成

まずは、ビューの作成を行いましょう。

①SaaSForce開発画面の画面左リンクメニューの「テーブル」>「ビュー定義・作成」>「🔍検索条件」ボタンをクリック

>〔新規〕ボタンをクリック

 

 

②「ビュー新規」画面を開き、「種類:」にビューを選択し、「説明」内にビュー名を入力し、「SQL構文」内に対象となるビューのSQL文を入力します。

入力内容に問題なければ〔ビュー作成して登録〕ボタンをクリック!この手順で基本的なビュー作成は完了です!

 

【保存後】

 

 

STEP2.ダイナミックビューを作成

ダイナミックビューの基本的な作成方法はSTEP1のビュー作成と同様です。

 

①作成段階での違いとしては、「種類:」にダイナミックビューを選択し登録をします。

 

 

②ダイナミックビューでは関数利用が可能

もう一つビュー作成との違いとして、getObj、getAttributeというSaaSForce内で利用できる関数が使えることです

 

※ポイント!

・SaaSForceダイナミックビュー内で利用できる関数について一部紹介
1.getObj

getObj(“INVOICE_DIV”,”string”)のように定義。左から値を取得したい「画面項目ID、取得するデータ型」で定義。

例:項目IDが”INVOICE_DIV”のテキストボックスに値”1″が入力されていた場合、文字列の”1″として置き換えられます。

2.getAttribute

getAttribute(“APP_USER_ID”,”string”)のように定義。左から取得したい値「取得するセッション項目値、取得するデータ型」で定義。

例:APP_USER_IDの場合、ログインユーザIDを取得して、そのIDとして置き換えられます。

 

③作成したダイナミックビューを実際に実行


検索実行時の条件:ログインユーザIDは’test_user001’、請求書区分ラジオボタンの選択値は’0′

26行目のgetAttribute(“APP_USER_ID”,”string”)がログインユーザIDに、

29、31行目のgetObj(“INVOICE_DIV”,”string”)がラジオボタンの選択値に置き換わっていることが確認できます👏

 

※ポイント!

・WHERE句内に「フィールド = ?」の記述で、デフォルト値設定や画面項目値を取得することができます。

 印刷機能開発などに活用することができます。

 

印刷機能の印刷定義時に設定

 

 

上記のように関数を利用する場合や、帳票印刷機能などに使用する場合は、ダイナミックビューでの設定が必要となります!

【印刷機能参照記事】

 

STEP3.その他のビュー機能

STEP1,2で作成したビュー機能の補足情報となります。

 

①ビューラベル編集

作成したビューのラベル表示やデータ型の設定を行えます。

ビュー画面の〔項目名定義〕ボタンをクリック、ビュー項目のラベルIDとデータ型を変更することができます。

 

 

編集を行って〔保存〕ボタンをクリック

 

 

画面項目機能を作成時に対象のビューを設定する時に、設定していたラベルIDで表示されます!

 

 

②DBの値を確認

ビュー画面では作成したビューや、定義されているテーブルのDB値を確認することができます。

 

「SQL構文」内に対象のSQLを入力し〔結果表示〕ボタンをクリック。下部に結果が表示されます。

 

※ビュー画面ではSELECT文でデータ検索のみ行えますので、データ編集は不可となります。

 

また画面右側のドロップダウンリストから対象テーブルを選択し、〔全項目Query作成〕(テーブル上の全フィールド対象)

もしくは〔指定項目Query作成〕(表示されたフィールドから対象をクリックして部分的に指定)ボタンをクリックし、

SQL構文内にSQLが表示されたら〔結果表示〕ボタンをクリック。

 

 

以上がビュー機能の作成方法及び、活用方法となります!

 

おわりに

いかがだったでしょうか。

是非、ビューもダイナミックビューも活用して開発に役立ててください!

 

では、また👋

SF_ビュー定義_説明資料
テーブル、ビュー定義演習