【SaaSForce画面項目機能】エクスポート機能~固定長形式~
- 2022年12月12日
はじめに
本記事では、SaaSForce画面項目機能であるエクスポート機能の固定長形式の作成手順について説明をします。
前提としてエクスポート機能の基本設定方法を理解していることとし、エクスポート詳細設定から説明させていただきます。
エクスポート機能の基本的設定及び区切り記号付きの設定方法については、下記の記事を参照ください。
STEP1.エクスポート定義 – ステップ1
固定長形式での設定方法について説明します。
また固定長形式のみエクスポート先の対象テーブルを単一から複数で選択することができます。
ステップ1で固定長形式を選択し、開発仕様に沿って各設定を行い〔次へ〕ボタンをクリック。
※ポイント!
・ファイル名指定でファイル名を指定できます。
①固定値(画像は固定値設定)
②画面項目取得値:[p:画面項目ID]
テーブル取得値:[d:フィールドID]
上記の設定にすると、対象画面項目の入力値や、指定フィールドの先頭データがファイル名として出力されます。
STEP2.エクスポート定義 – ステップ2
ステップ2で単一テーブルもしくは複数テーブル設定かを選択します。
【1テーブル ⇒ 1ファイル】の場合
【複数テーブル ⇒ 1ファイル】の場合
STEP3.エクスポート定義 – ステップ3(複数テーブルはステップ4まで)
ステップ3でエクスポート定義を行い〔保存〕ボタンをクリック。
【1ファイル ⇒ 1テーブル】の場合
エクスポート定義は、基本設定方法と同様に行いますが固定長ですので各エクスポート項目の桁数を指定する必要があります。
※ポイント!
・「処理方法」では、桁数>DB値の場合での余ったスペースの処理方法を設定します。
例:「社員番号」10桁数設定に対して、「後ろにスペースを補足」にした場合
実際のDB値=7桁のため、残り三桁分はスペースで補足されています。
【1ファイル ⇒ 複数テーブル】の場合
①複数テーブルの場合は、まず対象のテーブル数ぶん〔⊕〕ボタンをクリックします。
②対象のテーブルを選択し、〔次へ〕ボタンクリック。
※テーブルを削除したい場合は、対象テーブルにチェックをし〔⊖〕ボタンをクリックしましょう。
③エクスポート定義を行い、〔保存〕ボタンをクリック。
開発の設定は以上です!
では、ユーザー画面で実際にエクスポート機能を確認してみましょう。
設定したファイル名で正しく固定長ファイルがエクスポートされます!👏
【単一テーブル固定長ファイルの場合】
【複数テーブル固定長ファイルの場合】
おわりに
いかがだったでしょうか。
是非エクスポート機能の開発方法をマスターしたら、インポートでの開発もセットでマスターしていきましょう!
では、また👋