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※ ワンダーロボ設計書および関連する自動開発手法について、すべての著作権はワンダフルフライ株式会社に帰属します。

【ワンダーロボ】関数設計~画面初期処理(クライアント、サーバー両方)~

本記事は、関数設計のクライアント側とサーバー側、画面初期処理について説明を行います。
前提として、基本的なワンダーロボ設計書での関数設計の記述方法を理解していることとします。

 

◆【ワンダーロボ】関数設計~概要説明~

 

1.クライアント側の画面初期処理関数の形式

記述例:

「画面初期処理」クライアント
以下の処理を行う。
「B7」が「B10」と年の YY と当月の結合文字。
処理終了。

 

説明:

特徴として項目管理、項目値設定、グリッド項目制御、判定、表示メッセージ、文字結合、数値計算、変数計算、関数呼び出す、ボタン項目のイベント実行、テキストボックス項目のイベント実行、全ての DB 操作関連の関数処理も画面初期処理に対応しています。

クライアント:画面初期処理はクライアント側処理とサーバー側処理が含まれます。
「画面初期処理」の後ろに「クライアント」を付けると、クライアント側処理の関数を作成します。

画面初期処理の後ろに何も付けないと、システムデフォルトでサーバー側処理の関数を作成します。

 

 

2.サーバー側の画面初期処理関数の形式

記述例:

「画面初期処理」サーバー
以下の処理を行う。
1.「B12,D12」を入力不可にする。
2.「B7」が「B10」と年の YY と当月の結合文字。
3.「G5」に翌々日を設定する。
4.関数「F20171025194331558」を実行する。
5.「B10」を削除する。
6.「こんにちは」メッセージを表示する。
7.「新規ですか」メッセージの確認で OK の場合、以下の処理を行う。
1.「B7,B10」を非表示にする。
処理終了。
8.データ操作 1:「社員マスタ」テーブルから「所属企業 ID」を取得、条件は「社員コード」がログイン ID と一致。
9.データ操作 2:「企業マスタ」テーブルから「管理区分」を取得、条件は「企業 ID」が<所属企業 ID>と一致。
1.「K5」に<管理区分>を設定する。
処理終了。

 

説明:

「画面初期処理」の後方に「サーバー」を付けると、サーバー側処理の関数を作成します。

ただ画面初期処理のデフォルトはサーバー側処理なので、「サーバー」の入力がなくても、サーバー側処理の関数を作成できます。