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※ ワンダーロボ設計書および関連する自動開発手法について、すべての著作権はワンダフルフライ株式会社に帰属します。

【ワンダーロボ】関数設計の変数処理~変数定義~

ワンダーロボ設計書の関数設計の変数定義について説明を行います。
変数を定義する方法として、①「画面項目を変数に定義する場合」、②「自動的に変数を作成する場合」、③「DB操作の戻り値を変数に定義する場合」の方法があります。
開発要件に沿って、正しく変数を定義しましょう。

また変数処理について、他の処理方法の記述もございますので「【ワンダーロボ】関数設計の変数処理~」で別記事も検索して参照してみてください。

 

記述例:

①画面項目を変数に定義する場合:
「処理」(クライアント)/「項目処理」(サーバー)
「実行 1」をクリックすると、以下の処理を行う。
1.画面項目「A1」を取得。
2.変数<代入先>に<A1>を設定。
処理終了。

 

②自動的に変数を作成する場合:
「処理」(クライアント)/「項目処理」(サーバー)
「実行 1」をクリックすると、以下の処理を行う。
1.「注文書明細NO」を取得。
2.変数<番号>が「注文書 NO」と”B″と<注文書明細 NO>の結合文字。
3.データ操作:テーブル「商品」の項目「商品 NO」が<番号>のデータを削除する。
処理終了。

 

DB操作の戻り値を変数に定義する場合
「処理」(クライアント)/「項目処理」(サーバー)
「実行 1」をクリックすると、以下の処理を行う。
1.データ操作:テーブル「商品」の項目「商品NO」を取得、条件は「商品NO」が「番号」。
2.変数<戻り値>に<商品NO>を設定する。
処理終了。

 

説明:

変数を宣言する時は必ず半角の『<>で囲んで設定してください。

①の画面項目を取得する場合は、<>の記述を行う前に画面項目を取得して、その後変数として呼び出しましょう。
画面項目である「A1」の値を取得し、別の変数として設定している”代入先”に値をセットしているイメージになります。

 

②の<番号>は画面項目ではなく、変数<変数名>の記述を行い新規で変数を作成しています。
新規変数として作成した”番号”に、画面項目値の”注文書NO”及び”注文書明細NO”と、固定値である”B”を結合した値を設定しています。

 

③の変数<戻り値>には、前述のDB処理で取得したフィールド”商品NO”の戻り値を設定しています。
事前にDB処理で取得したフィールドは、後述に<フィールド名>のように記述を行えば変数として戻り値を別の変数に渡すことが出来ます。