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※ ワンダーロボ設計書および関連する自動開発手法について、すべての著作権はワンダフルフライ株式会社に帰属します。

【ワンダーロボ】関数設計のサーバー側処理~保存前処理~

本記事は、関数設計のサーバー側、保存前処理について説明を行います。

保存前処理とは、ワンダーロボ設計書にて〔保存〕という名のボタンを作成した場合に、自動で設定される「DoSave」関数が実行される前に処理される関数内容となります。
「DoSave」関数とは、ワンダーロボ画面設計書にて画面項目にテーブル.フィールドを紐づけた項目に対して、入力値を自動的に紐づけたテーブル.フィールドに対してデータ登録・更新を行ってくれる機能となります。

 

サーバー側の関数の形式

① 「項目処理」で始まり、「処理終了。」で終了します。(※「処理終了。」の句読点は必須となります)

② 「…次の処理を実行する」という記述と「処理終了。」の数はペアである必要があります。

 

 

記述例:

「保存前処理」
以下の処理を行う。
1.「B12,D12」を入力不可にする。
2.「B7」が「B10」と年の YY と当月の結合文字。
3.「G5」に翌々日を設定する。
4.関数「F20171025194331558」を実行する。
5.「B10」を削除する。
6.「こんにちは」メッセージを表示する。
7.「新規ですか」メッセージの確認で OK の場合、以下の処理を行う。
1.「B7,B10」を非表示にする。
処理終了。
8.データ操作:「社員マスタ」テーブルから「所属企業 ID」を取得、条件は「社員コード」がログイン ID と一致。
9.データ操作:「企業マスタ」テーブルから「管理区分」を取得、条件は「企業 ID」が<所属企業 ID>と一致。
1.「K5」に<管理区分>を設定する。
処理終了。

 

 

説明:

指定ページ保存処理を行う前に、上記の「保存前処理」関数を実行します。
「項目処理」や「処理」などの関数設計の記述とは異なり、DoSave関数の保存前関数処理を行いたい場合に「保存前処理」と記述して設定を行います。

この対象の関数処理の内容は、全て「DoSave」の実行前に行われますが、実行後は連続して「DoSave」関数を後続処理として実行を行うので条件分岐などでキャンセルなどは行えません。
条件によって、「DoSave」関数を実行有無を作成したい場合は、通常の「項目処理」/「処理」関数を使用して、〔保存〕ボタン(DoSave関数)の後続処理を組み込む必要があるのでご注意ください。