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※ ワンダーロボ設計書および関連する自動開発手法について、すべての著作権はワンダフルフライ株式会社に帰属します。

【ワンダーロボ】帳票設計~関数印刷(縦向きかつ項目処理設定)~

ワンダーロボ設計書で、印刷ボタンに関数を設定する方法を説明します。

関数印刷機能を使用する事で複雑な帳票レイアウトに対して、配置する項目を柔軟に設定できる定義です。「関数印刷」 「項目処理」の2通りの設計方法があります。また「縦方向」又は「横方向」での印刷設定できます。本記事では、「項目処理」かつ「縦向き」について記載しています。

 

関数印刷設定についての他の記事は下記をご参照ください。↓

◆【ワンダーロボ】帳票設計~関数印刷(縦向きかつ関数印刷設定)~

◆【ワンダーロボ】帳票設計~関数印刷(横向きかつ関数印刷設定)~

◆【ワンダーロボ】帳票設計~関数印刷(横向きかつ項目処理設定)~

◆【ワンダーロボ】帳票設計~関数印刷の絞り込み条件設定~

 

【設定方法】

 

1.画面設計シートに、対象の印刷ボタンを設定します。

2.画面詳細設計シートで関数印刷(縦向きかつ項目処理)の設定します。

関数が正しく設定されたら、画面を印刷する際にボタンをクリックすることで、関数が実行されます。

 

以下、具体的な説明になります。

記述例:

「項目処理」

「Excel 出力」ボタンをクリックすると、以下の処理を行う。

1.「番号」を取得。

関数印刷開始。

項目:Excel 出力

印刷データ元:テーブル「学生情報」からデータを取得、条件は「学生 NO」が画面項目「No」を含む。

ソート順:「性別が昇順、学生 NO が降順」

配置:「学生 NO」を「A6」に配置する、「姓名」を「B6」に配置する、「画面.姓名」を「D2」に配置する、

<番号>を「D3」に配置する、「性別」を「C6」に配置する、「学校」を「C2」に配置する、

「都道府県」を「D6」に配置する。

ループ:A6、B6、C6、D6

コピー範囲:A1,A5

設計書:学生情報

データスタート場所:A6

関数印刷終了。

処理終了。

 

 

説明:
縦向き印刷の場合、項目、印刷データ元、配置、設計書、ループは設定必須です。

記述例を基に各項目の説明一覧↓

設定項目名 説明
項目 印刷ボタンのセル位置もしくはボタン名を指定します。 Excel 出力
印刷データ元

印刷データを取得するテーブルを設定します。

絞り込み条件を設定することができます。

テーブル「学生情報」からデータを取得、条件は「学生 NO」が画面項目「No」を含む。
ソート順 指定フィールドを昇順に並べます。 「性別が昇順、学生 NO が降順」
配置 フィールドの印刷位置を設定します。 「学生 NO」を「A6」に配置する、「姓名」を「B6」に配置する、「画面.姓名」を「D2」に配置する、<番号>を「D3」に配置する、「性別」を「C6」に配置する、「学校」を「C2」に配置する、「都道府県」を「D6」に配置する。
ループ 印刷するときに循環が必要なセル位置を指定します。 A6、B6、C6、D6
コピー範囲 帳票タイトルのセル位置を指定します。 A1,A5
設計書 帳票テンプレートを指定します。 学生情報
データスタート場所 データスタート場所載せる位置を指定します。 A6