ワンダーロボ設計書のシステム設計について説明をします。
システム設計については、ワンダーロボ設計書のExcelファイル内に「システム設計」シートを作成し記述します。
1.「システム設計」とは
「システム設計」シートはシステムに関連する情報を設定するシートです。
SaaSForce開発におけるシステム設定、ログインユーザー登録、ログインユーザー設定のためのユーザーマッピングやグループマッピングのイメージになります。
「テンプレートへの記入例」(「一般定義」及び「セキュリティ関連」について)
区分 |
項目 |
設定内容 |
一般定義 |
システム名 |
SF販売在庫管理システム |
初期表示画面 |
注文管理検索 |
SaaSForceメニュー表示 |
表示 |
画面中央揃え |
左寄 |
検索結果件数 |
100 |
セキュリティ関連 |
パスワード最小桁数(桁) |
6 |
パスワードの有効期間(日) |
999 |
ログイン時の失敗制限回数 |
3 |
複雑さレベル(数字) |
1 |
「項目の説明」
項目 |
説明 |
システム名 |
システムの名称を設定します。 |
初期表示画面 |
システムの初期表示画面を設定します。インポートした設計書内の画面名のみ設定できます。 |
SaaSForceメニュー表示 |
ユーザーがログインしてから表示するメニュー欄について、表示/非表示の2パターンが設定できます。 |
画面中央揃え |
画面の表示位置について、中央/左寄の2パターンが設定できます。 |
検索結果件数 |
検索画面にて、検索結果1ページにおける表示件数を設定します。 |
パスワード最小桁数(桁) |
使用するパスワードの最小桁数を設定します。 |
パスワードの有効期間(日) |
パスワードの有効期間について、0~999日以内の期間で設定できます。(数字入力のみ、0は期間制限なし) |
ログイン時の失敗制限回数 |
ログイン時の認証失敗の許容回数を設定できます。 |
複雑さレベル(数字)
※設定値は数字を選択します。 |
1:パスワードの強度要求なし。任意に設定できます。
2:パスワードの設定時最低1文字以上の、アルファベット大文字(A~Z)、小文字(a~z)、数字(0~9)を含む
3:パスワード設定時最低1文字以上の特殊記号(_|@?!|#{})を含む |
「テンプレートへの記入例」(「ログイン関連」について)
ログイン関連 |
ログイン情報設定テーブル |
社員 |
ログイン情報設定画面 |
社員 |
ログイン者情報保存処理 |
保存 |
グループ情報設定テーブル |
役割 |
「項目の説明」
項目 |
説明 |
ログイン情報設定テーブル |
既存テーブル名、又はシステム設計書のインポートと同時に自動作成される新テーブル名。
※上記テーブルに必要な既存フィールド名:ログインID
※ボタン「保存」をクリックするとログイン情報は上記テーブルに保存されます。 |
ログイン情報設定画面 |
既存画面名、又はシステム設計書のインポートと同時に自動作成される新画面名。
※上記画面のログイン者情報:ログインID、社員名、退職フラグ、パスワード、部門
(社員名→姓名、退職フラグ→有効区分/有効フラグ、部門→部門名/グループ名/役割に変更可) |
ログイン者情報保存処理 |
既存ボタン名、又は画面で新規作成したボタン名。
※クリックするとログイン情報が自動的にテーブル「社員」に保存されると同時にユーザーを新規作成します。 |
グループ情報設定テーブル |
ユーザーの権限設定。
①フィールド「役割」を含めるテーブル「役割」を新規作成します。
(フィールド役割、グループID/部門)
②メニュー「初期マスタ」の管理画面「役割」でデータを新規作成します。
※SaaSForce基盤側で規定した権限グループID/グループ名と対応させ権限設定します。 |
「テンプレートへの記入例」(「ログインユーザー」について)
ログインユーザー |
ログインID |
sysadmin |
ログイン名 |
佐藤 |
パスワード |
123456 |
グループ名 |
管理者S級 |
「項目の説明」
項目 |
説明 |
ログインID |
一般ユーザーのログインを定義します。
※設定すると、ログインIDでシステムのユーザー画面にログインできます。 |
ログイン名 |
一般ユーザーのログイン名を定義します。 |
パスワード |
ログイン時のパスワードを定義します。設計書で任意に設定できます。
※設定してもシステムにログイン後、パスワードの変更が必要です。
※パスワードを変更する際、「複雑さレベル(数字)の設定にてパスワードを定義する必要があります。」 |
グループ名 |
該当ユーザーが所属するグループ名を設定します。 |