【ワンダーロボ】グリッド機能の表形式の設定~関数静的テーブル~
- 2023年06月02日
ワンダーロボ設計書のグリッド設定、項目を表形式にする方法について説明を行います。
表形式のグリッド設定では、関数を用いてグリッド形式よりもより複雑な表示を行うことができます。
ワンダーロボ設計書のグリッド設定については、下記の記事をご参照ください。
◆【ワンダーロボ】グリッド機能設計方法
以下の手順に従って設定します。
1.画面設計シートにグリッドとなる表を設定します。グリッドの項目名となるヘッダ部分とデータ表示される部分の行を記載しましょう。
2.画面詳細設計シートで表の詳細設定をします。下記の記述例をご参照ください。
・複雑な表形式を関数で柔軟に設定します。
記述例:
「グリッド」
範囲:B10~H11
グリッドタイトル:B10~H10
グリッドタイプ:表
「関数静的テーブル」
データ元:テーブル「請求書出力」からデータを取得、条件は「請求年月」が「請求年月」、か
つ「営業担当」が「営業担当」、かつ「請求先 ID」が「請求先 ID」、かつ「請求金額」が「請
求金額」。
配置:「請求年月」を「B11」に配置する、「営業担当」を「C11」に配置する、「請求先 ID」
を「F11」に配置する、「請求金額」を「H11」に配置する。
項目:検索
静的テーブル:B10
セル結合:「B11」結合、条件は「B11」;「C11」結合、条件は「B11,C11」
小計:[B11]が同じの場合、[H11]の小計を計算する
合計:[H11]の合計を計算する
入力制御:「1」列目の入力は「入力可能」
サイズ設定:500,600
改ページ設定:2
関数設定:「2」列目の関数は「F20181221201213811」
CSS 設定:「1」列目の CSS は「atm_souten_cell_grey,atm_souten_cell_4」
文字色設定:「2」列目の文字色は「#FF0000」
フッター値設定:「B12」フッターの値は「合計」
フッター背景色設定:「B12」フッターの背景色は「#FF0000」
フッター文字色設定:「B12」フッターの文字色は「#FF0000」
奇数行背景色:#FF0000
偶数行背景色:#0000FF
説明:
下記の一覧を参照ください。
表項目 | 説明 |
関数静的テーブルを定義する | ①グリッドタイプ ②関数静的テーブルの属性 |
関数静的テーブルの属性 | データ元、配置、項目、静的テーブル、セル結合、小計、合計、入力制御、サイズ設定、改ページ設定、関数設定、 CSS設定、文字色設定、フッター値設定、フッター背景色設定、フッター文字色設定、奇数行背景色、偶数行背景色 |
データ元 | テーブルからデータを取得します。取得条件は入力非必須です。 |
配置 | 取得したデータを対応する項目に設定します。 |
静的テーブル | 静的テーブル名はグリッドと同じで、ヘッダーの第1行のセル位置は静的テーブル全体を表すために使用されます。 |
項目 | 検索機能をトリガーする項目名を記述します。 |
セル結合 | 静的テーブル内の指定された列の指定された行を結合します。 「B11」結合、条件は「B11」⇒「B11」列の同じデータを結合する 「C11」結合、条件は「B11,C11」⇒[C11]列と[B11]列の同じデータを結合する |
小計 | 指定されたデータの小計を計算します。 [B11]が同じの場合、[H11]の小計を計算する⇒[B11]列の同じデータに対応する[H11]のデータの小計を求めます。 |
合計 | 指定された列の合計を計算します。 [H11]の合計を計算する⇒[H11]列のデータの合計を計算する。 |
入力制御 | 指定された列に入力制御を設定します。 |
サイズ設定 | 静的テーブルの幅と高さを設定します。 |
改ページ設定 | 静的テーブルを複数ページで表示する場合の設定です。 |
関数設定 | 静的テーブル内の指定された列に関数を設定します。 |
CSS設定 | CSSスタイル、「スタイル設定」シートにて定義されたスタイルIDを設定します。 |
文字色設定 | 文字色を設定します。 |
フッター値設定 | 静的テーブルのフッター値を設定します。 |
フッター背景色設定 | フッター背景色を設定します。 |
フッター文字色設定 | フッター文字色を設定します。 |
奇数行背景色 | 奇数行背景色を設定します。 |
偶数行背景色 | 偶数行背景色を設定します。 ※上記の例で属性が定義されている場合、本文中の「、」、「。」は必須です。 |