【ワンダーロボ】グリッド機能設計方法
- 2022年08月29日
ワンダーロボ設計書での、グリッド機能の設定方法について説明を行います。
グリッド設定では、単一から複数のデータ登録であったり、Smart検索機能を併用して簡単にデータ検索などのグリッドを作成し活用する事ができます。
関数を用いての複雑なグリッド検索の機能を開発を行いたい場合は、表形式でのグリッド機能を活用すると良いでしょう。
◆【ワンダーロボ】グリッド機能の表形式の設定~関数静的テーブル~
以下の手順に従って設定します。
1.画面設計シートにグリッドとなる表を設定します。グリッドの項目名となるヘッダ部分とデータ表示される部分の行を記載しましょう。
※データベースのデータをグリッドに反映しようとする場合、テーブルとフィールド項目との関係を記述してください。
関連付けの書き方:「テーブル名.フィールド名」
2.画面詳細設計シートでグリッドの詳細設計の設定します。下記は記述例です。ご参照ください。
記述例:
「グリッド」
範囲:D21~I28
グリッドタイトル:D21~I21
グリッドタイプ:グリッド
高さ自動設定:はい
グリッド表示幅:400
グリッド全体高さ:200
グリッド表示のみ:はい/ボタン以外入力不可
グリッド最大行数:20
グリッド修正不可列:C3、D3
グリッド初期ソート順:C3 昇順、D3 降順
グリッド行操作:追加のみ/削除のみ/不可
自動 Query:しない/実行
論理削除:はい、明細データ.削除フラグ
説明:
グリッド記述項目の説明の一覧↓
グリッド項目 | 説明 |
範囲 | グリッドの表示範囲を設定します。(左上側のセルID~右下側のセルID) |
グリッドタイトル | グリッドのタイトル部分の範囲を設定します。(1 行目の左側セルID ~1行目の右側セルID) |
グリッドタイプ | グリッドを設定し、項目名をグリッドの1 行目に設定します。 |
高さ自動設定 | 画面の下側にオブジェクトが存在しない上で画面の高さに合わせてグリッドの高さを自動調整します。 |
グリッド表示幅 | グリッドの幅を設定します。 |
グリッド全体高さ | グリッドの高さを設定します。 |
グリッド表示のみ | 「はい」に指定すると、グリッド全体が表示のみとなります。 |
グリッド最大行数 | グリッドの最大表示件数です。 |
グリッド修正不可列 | グリッドの表示のみの列 |
グリッド初期ソート順 | グリッドの表示順の設定。指定方法は3 つあります。 ①セル番号で指定: セル番号 昇順、セル番号 降順 ②項目名で指定: 項目名 昇順、項目名 降順 ③別名で指定:別名 昇順、別名 降順 (昇順、降順どちらの記載もないとデフォルトで昇順となります) グリッド行操作:行の追加・削除を制御します。 |
グリッド行操作 | 行の追加・削除を制御します。 |
自動Query | 「実行」を指定すると、データを自動的に検索したうえ、グリッドに表示されます。 |
論理削除 | 「はい」に指定すると、DB データを削除する代わりに削除フラグを更新します。 「明細データ」は定義対象のテーブル名、「削除フラグ」はデータ更新を実施するフィールド名、「削除フラグ」はテーブル「明細データ」のフィールドです。 |
※smart検索機能でグリッドを指定したい場合、グリッドの左上側のセル ID によって指定することができます。