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※ ワンダーロボ設計書および関連する自動開発手法について、すべての著作権はワンダフルフライ株式会社に帰属します。

6.2 基本的なテーブル項目の定義について

ワンダーシートでの簡単なテーブル項目定義の方法

本記事では、ワンダーシートの簡単なテーブル項目定義の方法をご紹介します。

👥 メンバー情報管理の例

例えば、社内のメンバー情報を管理するためのデータベースを作成するとします。
メンバーの名前、入社日、電話番号、部署などの情報をテーブルにまとめたいと考えたとしましょう。これらの項目に適切なデータ型を設定することで、後の検索や集計がスムーズに行えます。

✨ ワンダーシートの特徴

ワンダーシートを使えば、項目ごとに簡単にデータ型(文字列型、日付型、数値型など)を設定できます。

📘 例えば…

「名前」や「部署」には文字列型を、「入社日」には日付型を指定することで、データの整合性が保たれ、誤入力も防げます。 また、データ型を定義することで、検索時に正確なフィルタリングが行え、処理も効率化されます。

📘 この機能を使うことで…

日々の数値集計やデータ分析が簡単になり、時間を大幅に節約できます。ワンダーシートを使って、計算や集計作業の自動化を実現しましょう。

⚙️ 設定方法

1. 基本的な属性(データ型)の設定

テーブル内の各項目には、それぞれ属性(データ型)を設定する必要があります。ワンダーシートでは、SmartView画面やテーブル設計のシートから設定ができます。 文字列型や日付型などの種類がありますが、基本的には以下のように設定します。

↓↓入力データごとの基本的な属性設定↓↓

入力データごとの基本的な属性設定

2. 社員情報管理テーブルの例

例として、「ID」「氏名」「年齢」「住所」「入社日」「定時時刻」の項目を持った社員情報管理テーブルを作成します。 テーブルの各項目の属性は以下のように設定します。

↓↓社員情報管理テーブルの属性設定↓↓

社員情報管理テーブルの属性設定

3. 各属性の入力画面の見た目

設定した属性によって、適切な入力欄が生成されます。

1.文字列・整数・text・double

基本的なテキストボックス形式での入力欄になります。

↓↓ 文字列・整数・textの入力欄  ↓↓

文字列・整数・textの入力欄 2.日付・日付時刻

入力する際にカレンダーが表示され、指定したい日付をクリックすると日付が入力されます。

↓↓ 日付・日付時刻の入力欄  ↓↓

日付・日付時刻の入力欄 3.時刻

入力する際に「時間」選択欄と「分数」選択欄が表示され、上下のボタンで時間を調節することができます。

↓↓ 時刻の入力欄  ↓↓

時刻の入力欄 4. blob

入力する際に「削除」「編集」「検索」の3つのボタンが表示され、「編集」のボタンでファイルや画像といったデータを入力することができます。

今回は「ファイル」を入力する例を挙げます。

↓↓ファイルの入力欄  ↓↓

ファイルの入力欄

↓↓ 入力する際  ↓↓

入力するとき

↓↓ 「編集」のボタンをクリックしてファイルを選択  ↓↓

編集ボタンをクリックしてファイルを選択

4. エラー表示

上記のようにテーブル項目の定義は様々設定することができますが、設定した定義と実際に使用モードの画面で入力された値が違っている場合、エラーメッセージが表示されることがあります。
     

1. 入力属性が間違っている場合

    今回の例では、年齢の項目は「整数」属性なので数値以外は入力できません。例えば「文字列」属性を入力するとエラーになります。入力する項目の属性をよく確認して設定しましょう。

↓↓ 入力例  ↓↓

入力例

↓↓ エラーメッセージ  ↓↓

エラーメッセージ

2. 桁数が間違っている場合

    今回の場合、「氏名」には桁数「10」が設定されているため、10文字以上の文字列を入力するとエラーになります。桁数が不明な文字列の場合は「text」属性に設定することをお勧めします。

    ↓↓ 入力例  ↓↓

    入力例

    ↓↓ エラーメッセージ  ↓↓

    エラーメッセージ 上記のようなメッセージが表示された場合、入力している値とテーブル項目の定義を確認してみてください。

🔍 まとめ

以上がワンダーシートの簡単なテーブル項目定義の方法です。

    テーブル項目の定義は、データ管理の基盤を整える上で非常に重要です。各項目に正しいデータ型を設定することで、データの整合性と処理効率が向上します。適切な設定を心がけて、データベースを効率的に管理しましょう。