ワンダーシートでの簡単なテーブル項目定義の方法
本記事では、ワンダーシートの簡単なテーブル項目定義の方法をご紹介します。
👥 メンバー情報管理の例
例えば、社内のメンバー情報を管理するためのデータベースを作成するとします。
メンバーの名前、入社日、電話番号、部署などの情報をテーブルにまとめたいと考えたとしましょう。これらの項目に適切なデータ型を設定することで、後の検索や集計がスムーズに行えます。
✨ ワンダーシートの特徴
ワンダーシートを使えば、項目ごとに簡単にデータ型(文字列型、日付型、数値型など)を設定できます。
📘 例えば…
「名前」や「部署」には文字列型を、「入社日」には日付型を指定することで、データの整合性が保たれ、誤入力も防げます。 また、データ型を定義することで、検索時に正確なフィルタリングが行え、処理も効率化されます。
📘 この機能を使うことで…
日々の数値集計やデータ分析が簡単になり、時間を大幅に節約できます。ワンダーシートを使って、計算や集計作業の自動化を実現しましょう。
⚙️ 設定方法
1. 基本的な属性(データ型)の設定
テーブル内の各項目には、それぞれ属性(データ型)を設定する必要があります。ワンダーシートでは、SmartView画面やテーブル設計のシートから設定ができます。 文字列型や日付型などの種類がありますが、基本的には以下のように設定します。
↓↓入力データごとの基本的な属性設定↓↓
2. 社員情報管理テーブルの例
例として、「ID」「氏名」「年齢」「住所」「入社日」「定時時刻」の項目を持った社員情報管理テーブルを作成します。 テーブルの各項目の属性は以下のように設定します。
↓↓社員情報管理テーブルの属性設定↓↓
3. 各属性の入力画面の見た目
設定した属性によって、適切な入力欄が生成されます。
1.文字列・整数・text・double基本的なテキストボックス形式での入力欄になります。
↓↓ 文字列・整数・textの入力欄 ↓↓
2.日付・日付時刻入力する際にカレンダーが表示され、指定したい日付をクリックすると日付が入力されます。
↓↓ 日付・日付時刻の入力欄 ↓↓
3.時刻入力する際に「時間」選択欄と「分数」選択欄が表示され、上下のボタンで時間を調節することができます。
↓↓ 時刻の入力欄 ↓↓
4. blob入力する際に「削除」「編集」「検索」の3つのボタンが表示され、「編集」のボタンでファイルや画像といったデータを入力することができます。
今回は「ファイル」を入力する例を挙げます。
↓↓ファイルの入力欄 ↓↓
↓↓ 入力する際 ↓↓
↓↓ 「編集」のボタンをクリックしてファイルを選択 ↓↓
4. エラー表示
上記のようにテーブル項目の定義は様々設定することができますが、設定した定義と実際に使用モードの画面で入力された値が違っている場合、エラーメッセージが表示されることがあります。1. 入力属性が間違っている場合
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今回の例では、年齢の項目は「整数」属性なので数値以外は入力できません。例えば「文字列」属性を入力するとエラーになります。入力する項目の属性をよく確認して設定しましょう。
↓↓ 入力例 ↓↓
↓↓ エラーメッセージ ↓↓
2. 桁数が間違っている場合
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今回の場合、「氏名」には桁数「10」が設定されているため、10文字以上の文字列を入力するとエラーになります。桁数が不明な文字列の場合は「text」属性に設定することをお勧めします。
↓↓ 入力例 ↓↓
↓↓ エラーメッセージ ↓↓
上記のようなメッセージが表示された場合、入力している値とテーブル項目の定義を確認してみてください。🔍 まとめ
以上がワンダーシートの簡単なテーブル項目定義の方法です。
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テーブル項目の定義は、データ管理の基盤を整える上で非常に重要です。各項目に正しいデータ型を設定することで、データの整合性と処理効率が向上します。適切な設定を心がけて、データベースを効率的に管理しましょう。