ワンダーシート上で条件付き書式を設定する方法
👥 進捗状況の管理の例
タスクの進捗状況を管理していくとします。
各タスクの進捗状況を「未着手」「進行中」「完了」などで管理していますが、タスク数が多いとどのタスクが完了済みでどれが進行中なのか、視覚的に見分けるのが難しくなります。
✨ ワンダーシートの特徴
ワンダーシートの条件付き書式を活用すれば、各タスクのステータスに応じた視覚的な強調ができます。
例えば、タスクのステータスが「完了」になったときにそのセルをグレーアウトする設定を作成すれば、一目で「完了」タスクが見分けやすくなり、未着手や進行中のタスクに集中しやすくなります。
また、設定方法はExcelと変わらない操作ででき、複雑な処理は必要ありません。
条件付き書式は、データの視覚化とエラーチェックに非常に有効です。
以下、ワンダーシートでの設定方法を2つのアプローチで解説します。
🛠 具体的な手順
以下の手順に従って、ワンダーシートで画面を作成します。各機能の詳しい説明は、それぞれの記事をご覧ください。
方法1: Excelファイル上で事前に条件付き書式を設定
1. Excelで条件付き書式を設定
通常のExcel操作で条件付き書式を設定します。設定後、ファイルを保存します。
2. ワンダーシートで生成
条件付き書式設定済みのExcelファイルをワンダーシートにアップロードし、デザインモードで生成を行います。
このプロセスを通じて、Excelで設定した条件付き書式がワンダーシートに引き継がれます。
方法2: ワンダーシートのデザインモードで条件付き書式を設定
1. デザインモードで開く
Excelファイルをワンダーシートにアップロードし、「デザインモード」で開きます。
↓↓デザインモードで開く↓↓
2. 条件付き書式の設定
デザインモード上部の操作パネルから「条件付き書式」のアイコンを選択し、新規ルールを作成します。ここで、条件とするセル範囲、条件の種類(数値、日付、テキストなど)、そして書式の変更内容を指定します。
↓↓「条件付き書式」のアイコンをクリック↓↓
↓↓「新規ルール」から条件を指定↓↓
3. デザインモードで保存
条件付き書式を設定後、デザインモードで〔保存〕してから使用モードでの確認に移ります。
条件付き書式など、Excelの表示に関係する修正(テーブル項目や画面詳細設計を修正するなどのデータベースに関わる修正以外)は、〔保存〕を押下するだけで使用モードにも反映できます。
↓↓デザインモードで保存↓↓
4. 使用モードでデータ入力
条件付き書式が設定されたセルにデータを入力して、設定が適切に機能しているかを確認します。
↓↓「ステータス」に「完了」と入るとグレーアウトする条件付き書式↓↓
🔍 まとめ
以上が、ワンダーシート上での条件付き書式の設定方法です。
条件付き書式はデータの視認性を高めるために非常に有効です。適切に活用して、データ管理の効率と正確性を向上させましょう。