SmartViewを使ってデータを抽出しよう!
- 2024年07月25日
本記事では、SmartViewの基本的な利用方法について詳しくご紹介します。
例えば、あなたが営業チームのリーダーで、月次の売上データを効率よく管理・分析したいと考えているとしましょう。
チームメンバーごとの売上や、売上が発生した日、クライアントの業種などを一覧で確認し、
さらに特定の条件でデータを絞り込む必要があるとします。
日々のレポート作成やデータ分析には、膨大な情報を手早く抽出できる仕組みが不可欠です。
SmartViewを活用すれば、SQLの知識がなくても視覚的に項目を選択し、条件を指定してデータを簡単に抽出できます。
たとえば、「営業担当」「月」「売上金額」などの項目をドラッグアンドドロップするだけで、素早くデータを抽出できます。
また、売上が特定の金額以上である案件のみを抽出したり、営業担当ごとのデータを簡単に分析することも可能です。
このツールを活用することで、データの検索・表示が簡単になり、効率的に業務を進められるようになります。
SmartViewをぜひ試してみて、日々のデータ管理やレポート作成をスムーズに行ってください。
1. SmartViewを開く
- 操作: デザインモードまたは使用モードでExcelファイルを開き、画面右上の〔SmartView〕をクリックしてアクセスします。
↓↓SmartViewを開く↓↓
↓↓SmartView画面↓↓
2. 抽出したい項目の選択
- テーブルの選択: 画面左側に表示されるテーブルの一覧からテーブルを選びます。
- 項目のドラッグアンドドロップ: 選択したテーブルの項目が隣に表示されるので、抽出したい項目を抽出結果エリアへドラッグアンドドロップします。
↓↓テーブルを選択するとテーブル内の項目が表示↓↓
↓↓項目を選択してドラッグアンドドロップ↓↓
3. データの抽出
- SQLの確認と実行: 〔確認〕ボタンをクリックすると自動生成されたSQLを確認できます。続いて〔実行〕を押すと、選択した項目のデータが抽出されます。
↓↓確認ボタンでSQLを確認↓↓
↓↓〔実行〕を押すと選択した項目のデータだけを抽出して表示↓↓
4. 条件の設定
- 条件の追加: 抽出条件を追加したい場合、条件エリアに必要な項目をドラッグアンドドロップして、具体的な条件を設定します。
- 詳細設定: 条件の詳細設定では、論理演算子(AND, OR)を用いて複雑なクエリを構築できます。
↓↓条件やソート順の欄にドラッグアンドドロップ↓↓
↓↓条件の詳細を設定↓↓
↓↓複数条件の指定↓↓
↓↓ソート順の指定↓↓
5. 抽出データの出力
- 出力オプション: 抽出したデータはExcelやCSV形式でダウンロード可能です。ダウンロードオプションは抽出データの表示エリアの左上にあります。
↓↓データの出力↓↓
6. 抽出条件の保存と再利用
- 保存: 一度設定した抽出条件は「保存」ボタンを使用して名前をつけて保存できます。
- 履歴からの再選択: 保存した抽出条件は「履歴」から選び直し、簡単に再利用が可能です。
↓↓抽出条件の保存↓↓
↓↓抽出条件に名前を付けて保存↓↓
↓↓〔履歴〕から保存した条件を確認↓↓
↓↓〔使用〕をクリックすると保存した条件が反映される↓↓
さらに、保存した抽出条件を基にビューを作成することも可能です。
ビューとして条件を保存しておくことで、ビューを参照してデータを表示する画面なども作成できます。
ビューを作成する方法については、以下のリンクから詳細をご覧ください。
以上が、SmartViewの基本的な利用方法です。
SmartViewを活用すれば、SQLの知識がなくてもワンダーシート内のデータ抽出が非常に簡単になり、
効率的なデータ分析とレポート作成が可能になります。
ぜひこのツールを活用して、業務の効率化を図ってください。