特殊関数処理の基本
なぜこの設定が必要?
画面初期処理、保存前処理、保存後処理は、それぞれシステムでデータや画面の状態を管理するために使われる処理です。これらの処理をうまく使うことで、ユーザーがスムーズに作業できるようになります。
📘 3つの設定ポイント
- 1.画面初期処理
画面が開かれるときに、自動的に初期のデータや設定を行います。これにより、ユーザーが常に最新の情報を見られるようにします。
- 2.保存前処理
データを保存する前に、そのデータが正しいかどうかをチェックします。例えば、入力項目が空でないかや、データ形式が正しいかを確認し、エラーを防ぎます。
- 3.保存後処理
データを保存した後、追加の操作や確認メッセージを表示します。これにより、ユーザーが保存完了の確認をできるようにします。
⚙️ 設定方法
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1.画面初期処理
➣設定例:
➣結果:
画面が表示されたときに初期状態を設定します。ここには、クライアント側とサーバー側の2つの処理があります。
クライアント側設定:「画面初期処理」クライアント
サーバー側設定:「画面初期処理」サーバー
画像の例(記述無し)の場合は、サーバー側で設定されます。
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2.保存前処理
➣設定例:
➣結果:
保存する前の確認や補助操作が含まれます。例えば、特定の項目が入力されていなければエラーメッセージを出すなど、データの整合性が確保されるような処理を設定します。
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3.保存後処理
➣設定例:
➣結果:
データが正しく保存されたことを確認するための処理です。確認メッセージの表示や、保存後に実行する関数の実行などが含まれます。
🔍 まとめ
これで、画面初期処理、保存前処理、保存後処理は、それぞれ役割が異なり、適切なタイミングで設定を行うことで、画面上でのデータ操作がスムーズになります。クライアント側とサーバー側の処理の違いも理解し、データベース操作が必要な場合にはサーバー側処理を選択し、リアルタイムでの操作が必要な場合にはクライアント側処理を使用するようにしましょう!