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※ ワンダーロボ設計書および関連する自動開発手法について、すべての著作権はワンダフルフライ株式会社に帰属します。

テーブル設計シートの使い方(超シンプル解説)

簡単にわかる「テーブル設計」シートの使い方

 

「テーブル設計」っていうのは、データをどう保存するかを決めるための表みたいなものです。たとえば、顧客の名前や住所、年齢などをどこにどうやって入れるかを決めます。これを使うことで、情報を簡単に整理できるんです。

 

📝 使用例

顧客管理:

たとえば、会社で「顧客管理」をしたいとします。この場合、「顧客」っていうテーブルを作って、顧客の情報(請求先ID、年、国名、会社名、顧客年齢、支払金額など)を登録します。このテーブルを使うことで、顧客の基本情報を一元管理できるし、CSVファイルを使って簡単にデータをインポートできるようになります。

➣設計例:
  • 請求先ID:自動的に番号を付ける。例えば「B00001」「B00002」など
  • 年:デフォルトで「2024」が設定される
  • 国名:「日本」「アメリカ」などから選べるドロップダウンリストにする

⚙️ 各項目の説明

  • テーブルID:データベースで登録されるテーブルのID。
  • テーブル名:データベースに保存されるテーブルの名前。
  • フィールド名:テーブルに保存されるデータの項目名。
  • フィールドID:テーブルに保存されるデータの項目ID。
  • データ型:そのフィールドに保存されるデータの種類(文字列、整数、日付、時刻、日付時刻、double、text、blob)。
  • 桁数:文字列の場合は何文字まで、整数の場合は何桁までなど、指定します。
  • 必須:「〇」を付けるとそのフィールドが必須項目になります。
  • 主キー:「〇」を付けるとそのフィールドが主キーとなり、重複した値は登録できません。
  • デフォルト値:そのフィールドに初期値を設定します。日付時刻の場合は「CURRENT_TIMESTAMP」などを使えます。
  • 値内容:フィールドに設定する特別な設定(例:自動採番やドロップダウンリスト)。
  • マスタ:「Y」を付けると、マスタテーブルが自動で作成され、基本データ管理が簡単になります。

⚙️ 特別な設定方法

    • 自動採番:

      自動採番を使うと、フィールドの値が自動的に増えます。

      例えば、顧客IDが「B00000」「B00001」「B00002」と増えていく形です。

      設定方法は、「自動採番:先頭文字,初期値,番号の長さ」のように指定します

      例:「自動採番,0,5」 → 顧客IDが自動で「B00000」「B00001」…と増えていきます。

 
  • ドロップダウンリスト:

    特定の選択肢から選べるリストを作ることができます。

    例えば、国名のリストに「日本」「アメリカ」などを表示させる設定です。

    設定方法は、「保存値:表示値;」とし、値と表示される値を区切って設定します。

    例:「0:日本;1:アメリカ」 → 日本かアメリカから選べるように表示されます。

🔍 まとめ

「テーブル設計シート」を使うことで、データの管理が簡単にできます。自動採番やドロップダウンリストを使うことで、データがきちんと整理され、入力ミスも減ります。また、必要なデータをすぐに見つけられるように管理できるので、システムがもっと効率よく動くようになります。

これで、データベースのテーブル作成や管理が簡単にできるようになるので、システム設計をスムーズに進められます。