📘 1つの設定ポイント

• 1.ドロップダウンリストの絞り込み設定とソート順

  たとえば、ユーザーがモバイルアプリで「部門」のドロップダウンリストをクリックし、特定の部門（例:「営業部」）を選択したとします。この際、絞り込みを使用することで、「営業部」の社員のみをデータベースから取得し、特定の順序（社員IDの降順、社員名の昇順）で整理して「社員」のドロップダウンリストに表示します。

⚙️ 設定方法

• 1. ドロップダウンリストの絞り込み設定とソート順

  ➣設定例：

  

  

  • ①ドロップダウンリストの定義値を取得：

    • セルの値に「▼」を記述します。
    • 「部門」：画面項目
    • 「M_部門.部門名」を参照：ドロップダウンリストに表示する内容は「M_部門」テーブルから「部門名」フィールドを参照します。つまり、選択肢に表示されるのは部門の名称です（例：「営業部」や「人事部」）。
    • 値は「M_部門.部門ID」：実際に記録されるのは、選択された部門名に対応する部門の「部門ID」です。
  • ②ドロップダウンリストの定義値を設定

    • 「モバイル初期処理」：モバイルの初期化処理は、主にドロップダウンリストやラジオボタンの値設定、およびローカルDBからデータ検索を通じて画面の内容を表示します。
    • データ操作：検索処理
    • ソート順設定：ソート対象の項目名に(昇順)(降順)を設定できます。
    • キーワード：DropdownList
    • 画面項目名：検索処理結果を画面項目（ドロップダウンリスト）に設定する。
  • ③ドロップダウンリストの絞り込み設定

    • 「モバイル処理」：モバイルで記述します。サーバー処理の場合、設定不要です。
    • クリックイベント：上図のNo.5に記述されている「部門」ドロップダウンリストをクリックすると ⇒ 赤文字の記述は必須です。
    • ソート順設定：ソート対象の項目名に(昇順)(降順)を設定できます。
    • 絞り込み設定：部門ドロップダウンリストをクリックした後、該当部門の役割を再リストする時に、検索条件で行います。上図のNo.7、検索結果をドロップダウンリスト「役割」に設定します。

  ➣結果：

  ドロップダウンリストを選択する前に、「部門」や「役割」を確認します。

  

  

  「開発部」を選択すると、開発部に対応する役割が表示されました！

  

  「営業部」を選択すると、営業部に対応する役割が表示されました！

  

  必要なデータだけを効率的に取得し、ユーザーの操作に応じた動的で明確な情報表示を可能にすることです

🔍 まとめ

絞り込み機能は、動的データ表示を要するシステムにおいて、ユーザー体験と操作効率を向上させる重要な役割を果たします。