【ワンダーシート】表（グリッド）形式でデータを登録しよう～中級編～
- 2024年07月17日
本記事では、ワンダーシートを利用して表（グリッド）形式のデータを保存する方法を紹介しています。
今回は中級編として、表（グリッド）形式のデータ登録フォーマットの作成手順をご紹介します。
１．Excelでフォーマットを作成
Excelを使ってデータベースに登録したいデータを入力するためのフォーマットを作成します。
例：社内FAQのフォーマット
※表（グリッド）計形式のフォーマットの場合、データを入力する欄は最初の1行目のみを作成します。（下図場合6行目のみ）
２．入力欄とテーブルの項目を紐づけ
表（グリッド）形式のフォーマットの場合、テーブル（各項目のデータを保存する場所）とフォーマットの入力項目を紐づけする必要があります。
紐づけにはテーブル名と項目名が必要になります。
テーブル名：入力フォーマットのシート名
※テーブル設計書を記入しない場合、入力フォーマットのシート名が自動的にテーブル名として生成されます。
項目名：入力フォーマットの各入力項目名（下図の場合、5行目の各項目名）
データを入力する欄（下図の場合6行目）に[テーブル名.項目名]の形で記述します。
※かっこ（[]）とピリオド（.）は半角で記述してください。
※上記の紐づけ方法は初級編の単票形式の入力項目でも利用できます。
↓↓単票形式の場合↓↓
３．表（グリッド）の詳細を設定
表（グリッド）形式の場合、位置などの詳細を別シートに記述する必要があります。
フォーマットの隣に新規シートを追加して、シート名に「画面詳細設計_フォーマットのシート名」と記述します。
※「画面詳細設計_」のアンダーバーは半角で記述してください。
※画面詳細設計のシートはフォーマットのシートの右隣に並ぶようにしてください。
画面詳細設計のシートには定型文として下記を記述する必要があります。
↓↓下記を画面詳細設計シートのA1～A14に張り付け↓↓
画面設定
※下記の内容は設定しない場合、空白のままにしてください。管理IDは空白不可です。
※ 画面を作成する時に自動的に分析し設定します
画面名（空白可）：社内FAQ
管理ID（空白可）：
画面高さ（空白可）：
画面横幅（空白可）：
メニュー（空白可）:
画面表示（空白可）：
検索画面作成（空白可）：
検索項目（空白可）：
検索結果（空白可）：
説明（空白可）：
修正履歴（空白可）：
↑↑上記を画面詳細設計シートのA1～A14に張り付け↑↑
※画面名にはフォーマットの名前を記述してください。
※ワンダーシートの場合、管理IDは空白でも問題ありません。
A1～A14に定型文を記述後、表（グリッド）の詳細を記述します。
こちらも定型文に追記していく形になります。
A列に「グリッド」、B列に詳細情報を記述します。
↓↓グリッドの記述↓↓
範囲：表（グリッド）形式の範囲を記述（下図の場合、B5～H8）
グリッドタイトル：表（グリッド）形式の項目名の行を記述（下図の場合、B5～H5）
グリッドタイプ：表（グリッド）の形式を指定（基本はGridと記述）
高さ自動設定：表（グリッド）の高さを指定（基本ははいと記述）
グリッド初期ソート順：表（グリッド）のソート順を指定（基本は何も記述しなくてOK）
グリッド最大行数：表（グリッド）の最大行数を指定（基本は何も記述しなくてOK）
自動Query：表（グリッド）の初期表示検索を実行するかを指定（基本は何も記述しなくてOK）
↑↑グリッドの記述↑↑
※上記以外の記述項目もありますが、最低限上記が記述されていれば問題ありません。
４．Excelファイルのアップロード
表（グリッド）のフォーマット、画面詳細設計を記述後は、通常通りファイルをアップロード⇒デザインモードで生成⇒使用モードで入力画面を開きます。
↓↓ワンダーシートの基本的な使い方はこちら↓↓
作成した表（グリッド）形式のフォーマットが使用モードで利用できるようになります。
※表（グリッド）形式のフォーマットの場合、単票形式の時のような検索画面は自動生成されません。
※使用モードで開いた際、表の欄外右に「sfidgrid」という項目が自動的に追加されます。
ワンダーシート上でデータを管理するための番号になります。
データを入力して〔保存〕を押すと、下図のようなメッセージが表示され、該当行に色が付きます。
※新規データはピンク、更新データは黄色になります。保存後は色が消えます。
↓↓新規データを登録した場合↓↓
保存が完了すると「sfidgrid」に自動的に管理番号が設定されます。
検索すると登録済みのデータが表示され、データの更新や削除ができます。
この手順を通じて、表（グリッド）形式のデータ登録フォーマットをワンダーシートで作成し、データの管理を効率化できます。
ぜひ試してみてください。